描きたいものが大体において

2009-08-16 04:31:52

ファンタジーかSFである件。

や、まあ、好きだからいいんだけど。
その中でもとりわけ異世界ものが好きなわたしは、現代要素が色濃い作品というのをあまり書きません。
連載中の「異世界へよーこそ」と「PUZZLE+CIP」も、ほんの最初に現代のシーンが出てきただけで他は全くですからね。
行ったり来たりってのは基本無いようだ……

全部が全部ってわけじゃないけれど、現代と異世界を行ったり来たりすぐできるお話って、余程うまく描かないとゲーム的になってしまうような気がして描けません。そうそう上手い事、他世界間を行き来するようなエネルギーって捻出できるのか？という夢のない事を考えちゃったりします。
ドラクエで言うルーラ（行った事のある街に瞬時に行ける）とかも、ゲームだから良いのであって実際に小説にするとなんとなくつまらない要素になる気がします。
テイルズでも瞬時にどっか行くってのは設定的にないですからね。船や飛行船で移動するのが必須、ダンジョン脱出の方法は基本的にない。ストーリーの進行上で場面転換ですぐ移動している事はありますが、それでもちゃんと足で移動している設定だからなー。
ドラクエとテイルズの中間点がFFでしょうか。シリーズにもよりますが、FFは行き止まりのダンジョンをクリアするとその奥に外に出るワープがあったりしますし。

まあ、これは個人的な主観ですから一概に「ワープがつまらない」って事はないです。設定も練り込んであって制約がかかったりなんかすると面白いですしね。わたしが好きなSF小説では、長距離を移動するためのワープを使っても「数年かかる所が数時間～数日に短縮される」とか「特定の宙域でしか使えない」とか、瞬時に移動、いつでも使えるというわけじゃあないので、変に展開が速くなりすぎず面白かったですし（これくらいの制約は、他のSFストーリーでも結構普通だけど）。

瞬時に使えるワープとかでも、一日に一回とか、出来る人が限られてるとかだとそれはそれで面白い感じです。やはり便利なものは書き方にもよるし、それプラス多用しすぎないってのが重要なのかもしれません。

前置きでここまで語ってどうする自分……
すいません話がそれて前置き長くなりすぎました。

まあ、タイトルの件ですが、描きたいものが固まりすぎていると、なんとなくマンネリ化してきます。かといって、描きたくないとかなわけでもなく、他のジャンルに手を出したいというわけでもない……難しい所です。
今３～４つほど温めている作品がありますが、どれもこれもファンタジーかSFという……脳内は幻想的です、たぶん。
思えば自分が幼少期から読んでいたものって、基本的にファンタジーかSFのどれかだった気がします。
漫画でも小説でも、とにかく魔法や未来の技術、そういう夢のあるものに惹かれやすかったんだろうな……
読んでいた現代ものはほぼ漫画ばかりで、パタリロ、スケバン刑事、ガラスの仮面、あさりちゃん、ドラえもんというやはり非日常な話も加わるものばっかりです……
パタリロに至ってはこれ、SFファンタジーではないかとすら思っています。主人公からして魔法みたいなことしますから。というか理論が突拍子もなさ過ぎて現代なのかもよく解らないですけど。

ここまで読んでいて何となく自分が読む作品にはもう一つの一貫性があるなあと思います。恋愛過多ではない、ってこと。そういう要素があるにせよ、それが全てではない作品しか読んでいない気がします。
もともとべったべたいっちゃいちゃするだけの作品が好きではないというか、長編でそれをずっとやられても……という所が強いのもあります。そう思うと、少女漫画描く人も読む人もすごいなあとか。恋愛だけでそんなにネタ浮かびません。
神風怪盗ジャンヌとかときめきトゥナイトとかは面白かったですが。やはり、仮に恋愛過多でもそれ以外の要素が面白いものなら少女漫画でも読めます。

また話がずれましたが、もうちょっと新しい要素がとりいれられないかなーと悩んでいるわけです。現代ものでもこれは面白いぞ！！という作品があると良いなあと思いつつ。
ちなみに、最近は作品のネタが夢として降ってきます。なんでか解りませんけど。でもそんなにネタ振られても、今連載してる３作品がどれか一つでも終わらなきゃ手詰まりになるんですけどーorz
まあ、仕方ないのでメモして保存してます。大半は世に出されずに終わりそうな気がしますが。

さて、長々と描いておいて何ですが、ちょっと目が覚めてお腹すいたついでに書いたので、もっかい寝ます。

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